愛知県小牧市の耳鼻科。植田耳鼻咽喉科のご案内です。

新型コロナウイルス検査実施中

現在新型コロナウイルス抗原検査とPCR検査を行っています。

新型コロナにかかっているかどうかを調べるためには、抗原検査PCR検査をします。

当院では、当院に受診したことのある方、及び近隣にお住いの方(小牧・春日井・大口など)を対象に新型コロナの診療を行っています。

抗原検査やPCR検査は、急性の風邪症状があり新型コロナウイルス感染の可能性のある方に行っています。原則クリニック屋外にて検査をします。

急性の風邪症状のある方であれば検査は保険で行うことができます。

無症状で濃厚接触していない方は原則PCR検査で診断することになります。この場合、通常 保険診療外で公費の補助もありません(自費)。⇒ 詳細はこちら

定点医療機関あたりの報告数が20人を超えるような新型コロナ流行期においては、医師1人で診察しているため、乳幼児、若い方で症状の軽い方、重症化リスクの低い方、家族内の濃厚接触者でない方は、当日の検査をお断りすることがあります。ご了承ください。

当院での検査について

当院では抗原定性検査を行っています。抗原検査は精度は落ちますが、当日15分で結果がでるのがメリットです。発症後20時間以上経過し、強い症状があれば偽陰性になることは稀です。2023年になりインフルエンザも流行しています。抗原検査と同時にインフルエンザ検査をすることも可能です。高熱が24時間以上続いている場合はお勧めしています。

現在PCR検査は、NEAR法のみ実施しています。リアルタイムPCR検査に比べて少し精度が落ちるNEAR法は30分以内に結果が出ます。過去3か月以内にコロナに感染した方は現在感染していなくてもPCR陽性になることがあります。

当院では、抗原検査やPCR検査は完全予約制になります。

この検査をご希望の方は、インターネットで予約をお取りなった上で(前日から時間予約ができます)、事前問診を必ず入力してください。事前問診がないと、かなりお待たせすることがあります。

インターネット予約システムの「医院からのお知らせ」を必ずよく読んでいただくようお願いします。

原則として、検査希望の方の来院時間については時間調整をさせていただいております。

予約の方は事前に予約時間の変更をお願いしたり、詳しく症状をお聞きするためお電話させていただいておりますので、予約を入れましたら当日、電話がつながるようにお願いします。

駐車場に着きましたら代表電話(0568-42-6331)まで、お電話ください。

検査希望者が多い日は電話がつながりにくいですが、何度か根気よくおかけくださる様お願い申し上げます。

風邪症状のある次のような方に新型コロナ検査をお勧めしております。

  • 高齢者の方
  • 糖尿病や慢性肺疾患などの持病のある方
  • 高齢者施設で働いている方
  • 同居家族に高齢者の方がいる方

風邪症状がある場合、軽症であれば1週間以上経過すれば、もし新型コロナウイルス感染であっても人にうつす可能性は低くなります。人に強く感染をさせる時期は、発症2日前から発症後1週間といわれており、発症後10日間経過すれば人に感染をさせる心配はほとんどないと言われております。

また新型コロナ流行期において、風邪症状があり、院内でファイバースコープ検査やのどの検査をする場合は、原則として抗原検査を実施しています。

1. 新型コロナウイルス抗原検査について

抗原検査は、新型コロナウイルスそのものをチェックします。インフルエンザの検査と同様に、鼻の奥に綿棒を入れて体液を採取し、15分間で結果判定をします。当院での検査法は、薬局で販売している鼻の入り口や唾液から体液を採取する検査と比べより正確に検査できます。

この検査は感染していてもウイルスの量が少ないと陰性になることがあります。ただ、ウイルスの量が多い発症2日目から9日目の間は陰性が出れば、その結果はほぼ信頼できるとされています。発症24時間以内で強い症状がない場合はPCR検査のほうが確実です。発症後10日目以降はウイルスの量がかなり減り人に感染させる力もほとんどなくなります。

また無症状の方は抗原検査(自費になります)をしても偽陰性も多く、本来は陰性証明にはなりません。

2. 新型コロナウイルスPCR検査について

現在最も精度の高い検査です。

リアルタイムPCR検査と核酸増幅法(NEAR法)の両方の検査があります。

リアルタイムPCR検査は、

より精度の高い検査法です。結果は翌日昼ごろに判明します。

鼻咽頭検査と唾液検査があります。

当院では2023年2月以降施行していません。

核酸増幅法(NEAR法)は、

簡便なPCR検査です。精度はやや落ちますが、15〜30分で結果が出ます。鼻の奥から分泌液をとって検査します(鼻咽頭検査)。唾液検査はできません。

  • 過去3か月以内にコロナに感染した方は、現在感染していなくてもPCR陽性になることがあります。このような場合は抗原検査をお勧めしています。

自費検査について

  • 費用は、
    PCR〔核酸増幅法〕12,000円(支払い額)
    抗原検査7,000円(支払い額)
  • 完全予約制です。
  • 希望の方は、Webで予約をした上で事前問診を必ず入力してください。

3. 最後に

新型コロナ感染の初期段階では、症状で普通の風邪か新型コロナかを診断することはできません。この時点(発症初期)では、流行状況にもよりますが、発熱、咽頭痛、体のだるさ、頭痛や咳など風邪症状のある人の約5人に1人が新型コロナに感染していると考えて診察しています。新型コロナウイルスは2023年になりオミクロン株が主流となって、重症化リスクが低くなりました。

オミクロン株について

重症化リスクは低いが感染力の強いオミクロン株では、感染後発症までの期間(潜伏期)が1〜5日間と短かくなっています。またワクチンを接種している人もデルタ株と比べて感染しやすい特徴があります。

重症化リスクが低いといっても全く重症化しないわけではなく、亡くなる方も報告されています。ワクチンを接種していない中高年の持病のある方や、高齢者の方にとってはまだまだ危険な感染症です。

オミクロン株感染の主な症状は発熱、のどの痛み、鼻水、頭痛、体のだるさ、咳などで、通常のカゼとの見分けは非常に困難です。発熱しない方も半数近くいらっしゃいます。

現在、重症化しやすい高齢者や基礎疾患のある方にはパキロビットなどの新型コロナに対する内服薬を使用できるようになっています。これらの治療は発症早期に行なえば重症化をかなり防ぐことが期待できるため、高齢者やハイリスクの方には早めに検査を受けていただくことが大事だと考えています。