愛知県小牧市の耳鼻科。植田耳鼻咽喉科のご案内です。

アレルギー性鼻炎

花粉症について

花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみです。毎年ほぼ決まった季節にあらわれ、くしゃみは何度も続けて出るのが特徴です。鼻の症状に加え目のかゆみを伴うことが多く、鼻やのど、時には耳までかゆくなります。かぜでもないのに咳が出ることもあります。

原因となる花粉は、春のスギ、ヒノキの他に、4月から9月には、イネ科雑草、秋にはオオブタクサ、ヨモギなどの雑草があります。幼児でも最近花粉症を発症する子が増えています。

花粉症の治療は内服薬を用いる方法と外用薬を用いる方法があります。
内服薬は抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬、漢方薬を使用します。
外用薬は点鼻、点眼を使用します。花粉症の程度、体質に応じて、薬を使い分けます。

スギ花粉症の方は、症状がまだでていなくても、2月中旬頃から薬を事前に開始することをお勧めします。花粉飛散開始前から薬を使うことで、シーズン中の症状がひどくならずに済むことが多いです。

治療薬の使用の他に、マスクやメガネで花粉を吸わないことも大切です。

他にレーザー治療、高周波ラジオ波治療も効果的です。

2014年秋から舌下免疫療法ができるようになりました。これは、継続的にスギ花粉のエキスを口の中に入れることで、体質を変えて、スギ花粉症を治す治療です。2〜3年間(シーズン以外も)続けて治療することで、70〜80%の人が症状改善します。約20%の人は完治するといわれています。ただ全く効果のない人もいます。従来の皮内注射による減感作療法に比べて重大な副反応が少なく、自宅でできる利点があります。

舌下免疫療法について詳しくはこちら舌下免疫療法について

アレルギー性鼻炎について(通年性)

アレルギー性鼻炎の症状は、鼻水、鼻づまり、くしゃみです。季節に関係なく年中アレルギー症状を起こすことが多いです。ハウスダストやダニが原因となることが最も多いです。